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船場吉兆は特別なことなのか
 今朝の新聞で船場吉兆がお客様の食べ残しを再利用していたという
 記事がでていました 。

 全くけしからんと怒っておられる方も多いと思います。
 
 高級料亭がすることとはとても思えませんが、従業員の方が、これは
 まずいんじゃないかと分かっていながら、、経営陣の言うなりにみんな
 見て見ぬふりで続けていたとのことです。

 言いたいことがいえない黙認の状態がずっと続いていたということで、
 非常に恐ろしいことですが、これを経営者だけの責任にして終りには
 できないと思いました。

 昔、とあるところでバイトをしていた時、アルバイトの中に平気でお客様の
 食べ残したレモンの輪切りやサクランボをもう一度次の人に出していた
 人がいました。

 全く手をつけずにそのままの状態だったため、再利用するという考え方は
 昔からどこでもあったわけです。

 もちろんそんなことをしないお店もあるでしょう。
 厳しく衛生管理がされていて、もったいないほど廃棄処分がされている
 現場も目撃していますから、すべてがこんなルーズな状態ではないと
 思います。

 でも、最近はアルバイトばかりで、末端まで規律がきちんとしているか
 どうかは、はなはだ怪しい状態です。
 人によってはいちいち取り換えるのが面倒なので、そのまま次に回す
 などということも珍しいことではなさそうです。

 こんな現場を見ると、何も信じられないし、食べられないようになってしま
 いますが、おそらくばれなければこういうことは日常的に行われていそう
 です。上からの命令だからというより、個々のモラルの低下もありそうです。

 だからといってよくある話とすませてしまうのではなく、高級料亭という
 看板を背負っているわけですから、ここに来なければ得られないサービス
 や満足感がなければ意味がありません。

 なぜ食べ残しが多いのなら、あらかじめお客さんの好みを聞くなどして、
 残しがないようにできなかったのでしょうか。

 量を減らしてほしいというお客さまも存在するわけです。
 それぞれの好みに合わせた分量や中身の調節をきめ細かにしていれば
 これらの多くは防げたのではないでしょうか。

 お店によっては、ご飯の量を変えてくれるところもあります。
 とある旅館では、食べられない長いもの(うなぎやアナゴ)があるお客様に
 別のものを出してくれるような気がきいたサービスも実際に受けたことが
 あります。

 このように少しの工夫と気配りで食べ残しを大幅に減らすことも可能だと
 思うのです。
 
 経営者は、眼先の利益ではなく、損して得取るような感覚で高級ならでは
 の満足感をお客様に提供してほしいものです。

 

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